鈴木 准

鈴木 准(すずき じゅん) テノール

北星学園大学文学部卒業。東京藝大声楽科卒業。
卒業時、松田トシ賞ならびにアカンサス音楽賞受賞。
同大学大学院修士修了。
ベンジャミン・ブリテンの歌曲作品「カンティクル」の研究により音楽博士学位取得。
三菱地所賞受賞。
2010年度、東京藝術大学の特別研究員として渡英、ロジャー・ヴィニョールズのもとでブリテン歌曲を学ぶ。
二期会会員。

第49・50回東京藝大・朝日新聞社共催ヘンデル「メサイア」以来、J.S.バッハ「マタイ受難曲」、「ヨハネ受難曲」、 「クリスマス・オラトリオ」エヴァンゲリスト、モーツァルト「レクイエム」、「ハ短調ミサ」、 ベートーヴェン「第九」などに出演。
ヘルムート・リリング指揮、岡山フィル・アンサンブル金沢による J.S.バッハ「ロ短調ミサ」公演をはじめとして国内の多くのオーケストラと共演。
またBless B Quintetのメンバーとして東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」に出演。
バッハ・コレギウム・ジャパンの国内外の公演・録音に参加、スペイン公演などでソリストをつとめた。
宮本亜門演出『コジ・ファン・トゥッテ』フェランド役で華々しく二期会デビュー。
神奈川県民ホール『愛の白夜』(一柳慧作曲、白井晃演出)にヨーニス役で出演、 明瞭な日本語による歌唱により好評を博した。
また『魔笛』タミーノ役は兵庫県芸術文化センター公演や日生劇場公演、二期会公演に出演するなど当り役。
モーツァルトをレパートリーの中心に据える貴重なテノールとして活躍。

光野 孝子

光野 孝子(みつの たかこ) ソプラノ

松江市出身。島根大学教育学部特別音楽課程(声楽専攻)卒業。
二期会オペラスタジオマスタークラス修了。修了時に優秀賞受賞。
第五回藤沢オペラコンクール入選。

オペラではこれまでに墨田区民オペラ「ラ・ボエーム」ミミ、 二期会公演「ヴァルキューレ」オルトリンデ、二期会新進オペラ公演「魔笛」パミーナ、 新国立劇場公演「ローエングリン」8人の貴婦人、二期会新進オペラ公演 「フィガロの結婚」伯爵夫人、荒川区民オペラ「カルメン」ミカエラ、 二期会公演「エジプトのヘレナ」妖精、墨田区民オペラ「魔笛」パミーナ役 などで出演。
その他東京バッハ合唱団、明治学院大学バッハアカデミー、城北オラトリオ合唱団他、 数多くの演奏会に出演し J.S.バッハ「クリスマス・オラトリオ」「カンタータ」 「ミサ」「マタイ受難曲」 モーツァルト「レクイエム」「戴冠ミサ」、「ハ短調ミサ」、 また ベートーヴェン「第九」交響曲などのソプラノソロを務める。
国立国会図書館うたう会、霞ヶ関男声合唱団指導者。
明治学院バッハアカデミー、東京バッハ合唱団、國學院大学フォイエルコール ヴォイストレーナー。
島根県観光「遣島使」。1997年文化庁芸術インターンシップ研修員。二期会会員。

安藤 常光

安藤 常光(あんどう じょうこう) 指揮者

東京芸術大学声楽科卒業。桐朋学園大学研究科修了。
二期会オペラスタジオ第39期修了。修了時に優秀賞受賞。
文化庁オペラ研修所第11期修了。

第3回多摩フレッシュ音楽コンクール声楽部門第1位。
第69回日本音楽コンクール声楽部門第2位。

オペラでは 「フィガロの結婚」伯爵,フィガロ、「コシ・ファン・トゥッテ」グリエルモ、 「魔笛」弁者,パパゲーノ、「椿姫」ジェルモン、「カルメン」エスカミリオ、 「道化師」シルヴィオ、「ウィンザーの陽気な女房たち」フルート氏、 「こうもり」ファルケ、メノッティ「電話」ベン、「ポギーとベス」クラウン、 等を演じる。

宗教曲などでは、バッハ「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」ほか カンタータ、ミサ曲、ヘンデル「メサイア」、ハイドン「天地創造」「四季」、ベートーヴェン「第9」、 ロッシーニ「小荘厳ミサ曲」、フォーレ「レクイエム」等のソリストを務める。

ドイツ歌曲においても幅広いレパートリーを持ち、とりわけヴォルフの歌曲においては 卓越した表現力で高い評価を得ている。

99年より文化庁派遣芸術家在外研修員としてドイツに留学。

02年6月、ドイツの若手オペラ歌手の登竜門といわれるラインスベルク国際音楽祭に 難関のオーディションからソリストに選ばれ出演。
同音楽祭のオペラ公演、歌曲の夕べ、4日連続ガラコンサートに出演し、 唯一の日本人ソリストとして脚光を浴びる。

国内においては、二期会公演、小澤征爾音楽塾オペラ公演、NHKFM放送、その他 多数のコンサートに出演。

現在、金沢大学教授、二期会会員、埼玉オベラ協会会員。

大川 博

大川 博(おおかわ ひろし) バス

国立音楽大学声楽学科卒業、同大学院音楽研究科声楽専攻修了。
第60回全日本学生音楽コンクール(大学・一般の部)東京大会入選。
第40回イタリア声楽コンコルソ入選。

これまでに「フィガロの結婚」フィガロ、伯爵、バルトロ・アントニオ役、 「コジ・ファン・トゥッテ」グリエルモ役、「ドン・ジョヴァンニ」マゼット役、 「カヴァレリア・ルスティカーナ」アルフィオ役、「カルメン」モラレス役、 オペラ「注文の多い料理店」紳士役等で出演。
また、ベートーヴェン作曲「第九」等のソリストを務める。

大野 久美子

大野 久美子(おおの くみこ)ピアニスト

東京学芸大学D類音楽科ピアノ専攻卒業、同大学院音楽教育ピアノ専攻修了。
ピアノを有福汎子・宮田清・水谷達夫・伊達純各氏、 伴奏法を木村潤二氏、指揮法を伊藤栄一氏に師事。
大学在学中より長年にわたり二期会創設者柴田睦陸氏のもとで歌曲、 オペラ伴奏等音楽の多岐にわたり研鑽を積むと同時に、 慶應ワグネルソサイエティ女声合唱団、 東京学芸大学混声合唱団・東京工業大学コールクライネス、 横浜市立大学混声合唱団などの合唱伴奏、現代作曲家の新作発表、 声楽家・器楽奏者との共演等の活動を始める。

その後諸事情により一時中断していた音楽活動を1999年再開。
2004年・2006年室内楽コンサート「玉響」を開催、好評を博す。
ハルモニーコール、青山学院グリーンハーモニーOB合唱団、 MFC Tokyo、サウンドブリッジ等ピアニスト。

中村 元信

中村 元信(なかむら もとのぶ) テノール

国立音楽大学音楽学部声楽学科卒業。
在学中ルーマニア歌劇場演出家によるマスタークラス修了。
卒業後二期会オペラスタジオ42期修了。
これまでシルベストロ・サンマリターノ、持木弘、小川雄二の各氏に師事。
舞台歴はヴェルデイ「椿姫」アルフレード、ビゼー「カルメン」ドン・ホセ、プッチーニ「ラ・ボエーム」ロドルフォ、「外套」ルイージ、「ジャンニ・スキッキ」リヌッチョ、「マノン・レスコー」エドモンド、「蝶々夫人」ゴロー、Rシュトラウス「ナクソス島のアリアドネ」ブリゲラ、モーツァルト「魔笛」モノスタトス、「フィガロの結婚」ドン・クルツィオ、ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」徒弟役(2002二期会・2005新国立劇場)、「ローエングリン」4人の貴族(2004東京シティフィルオーケストラルオペラ)、J・シュトラウス「こうもり」アルフレードをはじめ数多くの演目に、また「第九」のテノールソロやコンサート等にも出演している。
現在二期会会員。

佐藤 圭

佐藤 圭(さとう けい) テノール

 日本大学芸術学部音楽学科声楽コース、同大学大学院芸術学研究科博士前期課程音楽芸術専攻、共に首席で卒業。
卒業時に芸術学部長賞、澤畑徳美賞を受賞。
第82回読売新人演奏会に出演。
日本クラシック音楽コンクール声楽部門全国大会入選。
オペラでは、「魔笛」「Cosi fan tutte」「Don giovanni」「皇帝ティートの慈悲」「愛の妙薬」「ラ・ボエーム」「ジャンニ・スキッキ」などの主役を演じる。
他に、「第九」「マタイ受難曲」「レクイエム」などの宗教曲のソリストも務める。

森 翔梧

森 翔梧(もり しょうご) 

 高知県四万十市出身。
第12回高校生のための歌曲コンクール奨励賞。
第64回滝廉太郎記念全日本高等学校声楽コンクール優秀賞。
第65回全日本学生音楽コンクール大坂大会3位。全国大会入賞。
東京芸術大学音楽学部卒業、同大学院オペラ専攻修士過程修了。
これまでに声楽を原豊子、直野資、永井和子に師事。

渡辺 文子

渡辺 文子(わたなべ あやこ) ソプラノ

  白鴎大学足利高等学校音楽科卒業。
武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科、同大学院修了。
福井直秋記念奨学生。
日本オペラ振興会オペラ歌手育成部第25期修了。
これまでに春山礼子、岡崎雅明、エレナ・オブラスツォワ、リリアーナ・ポーリの各氏に師事。
Hi’s Opera Company「フィガロの結婚」バルバリーナ、群馬オペラ協会公演「コジ・ファン・トゥッテ」デスピーナ、ミラマーレオペラ公演「ジャンニ・スキッキ」ラウレッタ、首都オペラ公演「カルメン」フラスキータ、「アラベッラ」ズデンカに出演。
藤原歌劇団団員、群馬オペラ協会所属。

古澤 真紀子

古澤 真紀子(ふるさわ まきこ) メゾソプラノ

東京音楽大学声楽科卒業。
(公財)日本オペラ振興会オペラ歌手育成部修了。
藤原歌劇団本公演にて研鑽を積み、文化庁主催の芸術文化体験事業「魔笛」侍女Ⅰ・Ⅱ役に出演。
メゾソプラノに転向後、オペラ「蝶々夫人」スズキ、「フィガロの結婚」ケルビーノ、「カルメン」カルメン・メルセデス等、宗教曲のアルトソロも多数務める。
他にバラの企業イベントコンサートや学校公演にも意欲的に参加。
藤原歌劇団団員。